玄米はどこで買うの?おすすめの購入場所や選び方もご紹介

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玄米は、ダイエット中の方や健康志向の方の主食として人気が高いお米の一種です。

栄養価も高く、身体に良いことから、毎日の食生活に取り入れたいと考えている方も多いのではないでしょうか。

しかし、玄米を購入したくてもどこで買えるんだろう?」「値段は高いのかな?」と不安に思っている方も少なくないはずです。

この記事では、以下の内容をまとめています。

  • 玄米を購入できる場所
  • 玄米の選び方の基準

最後まで読んでいただければ、玄米の購入方法や選び方を理解できるでしょう。

玄米の購入方法が知りたい方・値段やおすすめの玄米が知りたい方は、ぜひ最後までじっくり読んでみてくださいね。

 

玄米はどこで買うの?

早速、玄米はどこで買うことができるのか、以下3つの場所・方法をご紹介します。

  1. スーパーやドラッグストアで購入する
  2. ネットで購入する
  3. 米販売店で購入する

スーパーやドラッグストアで購入する

近年では、玄米を食べる方が増えており、身近なスーパーやドラッグストアなどでも販売されるようになりました。

とはいえ、白米の需要と比べるとまだまだ少ないのも現実。

場所によっては、玄米の取り扱いがない店舗もあるので注意が必要です。

 

なお、玄米はドラッグストアに置いてあることもあるようなので、一度確認してみてください。

ただし、確実に置いてあるとは限らないので、スーパーやドラッグストアに向かう前に、電話やサイトなどで確認するようにしましょう。

ネットで購入する

最も手軽かつ確実に玄米を買えるのは、やはりネットでの購入です。

ネットで購入すれば、何店舗も回る必要がなく、重たい荷物を運ぶ手間も省けますよ。

特に、ほとんどの方が利用したことがあるような大手通販サイト「Amazon」「楽天市場」「Yahoo!ショッピング」などで直接販売されているものもあります。

玄米の種類が豊富に取り揃っているため、自分好みの玄米を見つけやすいのが嬉しいポイント。

なお、最近では「ヨドバシカメラ」のオンラインショップでも玄米の取り扱いがあるようなので、ヨドバシカメラを頻繁に利用している方は、ぜひ一度確認してみてくださいね

加えて、実際に購入した人たちのリアルな口コミや評判を確認できるので、玄米選びの基準のひとつとして利用できますよ!

米販売店で購入する

昔ながらの米販売店でも、玄米を買うことができます。

というのも、米販売店ではほとんどが玄米(未精米の状態)で農家から仕入れており、店に出す前に精米しているためです。

しかし、米販売店の玄米は精米するのを前提としています。

玄米を覆う「もみがら」の剥き具合が粗い場合が多く、食用の玄米としてはあまりおすすめではありません。

もし、どうしても米販売店で玄米を買いたいのであれば、あらかじめ食用として玄米を購入したい旨を伝えるようにしましょう。

玄米の処理方法やおいしい食べ方を教えてもらえますよ!

そもそも玄米ってどんなもの?

玄米とは、もみがらだけを取り除いた未精米のお米のことを指します。

栄養がたっぷり含まれた「胚芽」「ぬか」などがそのまま残っていることから、健康食にぴったり!

主に「食物繊維」「ビタミン」「ミネラル」が豊富に含まれており、精米された白米と比較してみると、かなり栄養価が高いと言えます。

玄米には食物繊維が多く含まれているため、白米と比べてプチっとした噛みごたえがあるのが特徴です。

白米と同じように玄米をたくさん食べてしまうと、消化不良になりおなかを下す可能性があります。

よく噛んで食べることと、食べすぎないように注意しましょう。

また、玄米は浸水時間や炊飯時間が長く、最大で2時間ほどかかることもあります。

手早く炊きたい場合には「ロウカット玄米」「発芽玄米」がおすすめです。

 

玄米と白米のちがい

 

玄米白米
見た目茶色

もみがらを剥いた状態

白く少し透き通っている

精米された状態

よく噛むとほんのり甘さを感じる甘く、うま味がある
食感硬くてボソボソ粘りがあり、柔らかくもっちり
炊飯時間浸水あり

90〜120分程度

浸水なし

30〜60分程度

カロリー

(100gあたり)

156kcal152kcal
不溶性食物繊維

(100gあたり)

1.2g0.2g
水溶性食物繊維

(100gあたり)

0.2g
ビタミンE

(100gあたり)

0.5mg3g
カルシウム

(100gあたり)

7mg3mg
マグネシウム

(100gあたり)

49mg7mg
亜鉛
(100gあたり)
0.8mg0.6mg

 

白米は、もみがら・胚芽・ぬかなども全て取り除く精米された米のことをいいます。

白米と玄米の違いは、簡単に言えば精米されているかどうかです。

玄米の高い栄養価に比べると、少し劣りますが、全く栄養がないわけではありません。

また、白米は玄米と比べて、ほんのり甘くもっちりした食感が楽しむことができ、癖がないので食べやすいのが特徴です。

 

玄米とロウカット玄米のちがい

 

玄米ロウカット玄米
見た目茶色

もみがらを剥いた状態

茶色

もみがらを剥いて

ロウをカットした状態

よく噛むとほんのり甘さを感じるクセがなく食べやすい

あっさりめ

白米感覚で食べられる

食感硬くてボソボソふっくら柔らか

しっとり

炊飯時間90〜120分30〜60分
栄養価高い玄米と同等

 

ロウカット玄米は、玄米を覆っている硬い「ロウ」をカットした玄米を指します。

通常の玄米では以下の3つのデメリットが挙げられます。

  • 食感が良くない
  • 調理に時間がかかってしまう
  • おなかを下しやすい

一方で、ロウカット玄米であれば、白米に近い食感なので食べやすく、浸水の必要もありません。

加えて、玄米とほとんど変わらない栄養価があるので、白米と玄米のいいとこ取りをしたお米と言えるでしょう。

玄米と発芽玄米のちがい

 

玄米発芽玄米
見た目茶色

もみがらを剥いた状態

茶色

小さなツノが生えた状態

よく噛むとほんのり甘さを感じるクセがなく食べやすい

あっさりめ

白米感覚で食べられる

食感硬くてボソボソ柔らかくもちもち
炊飯時間90〜120分30〜60分
栄養価高い玄米より少し劣る

 

発芽玄米は、玄米を発芽させたお米を指します。

米を一粒ずつ見てみると、ツノが生えたように出っ張っている部分が確認できるでしょう。

玄米を発芽させることによって、玄米の内部に眠っている酵素を活性化。

その酵素のはたらきで玄米に含まれているたんぱく質・糖質などを分解し、ロウを柔らかくします。

また、玄米のうまみ成分が引き出されることで、よりおいしい玄米になるのです。

ロウカット玄米では、玄米のロウをカットした加工方法。

一方、発芽玄米ではロウを柔らかくさせて食感を良くしているので、同じロウに作用していても全く違う原理になっているんですよ!

失敗しない玄米の選び方5つ

せっかく玄米を購入したのに、おいしく食べられなかったら残念な気持ちになりますよね。

ここでは、より自分の好みに合った玄米の選び方を5つご紹介します。

  1. お米の銘柄
  2. 玄米の種類
  3. 栽培方法
  4. 続けられそうな値段
  5. 製造方法

お米の銘柄

白米同様、玄米も銘柄で選ぶのがおすすめです。

玄米は、精米する前のお米なので、普段好きで選んでいる銘柄を選ぶと失敗しにくいでしょう。

もしも特に決まった銘柄がないという方は、以下5つの銘柄から選んでみてください。

 

お米の銘柄特徴
ミルキークイン初めての玄米におすすめ

低アミロース米なので、炊くと柔らかくもっちりした食感

コシヒカリお米の銘柄として有名

白米と同様に食べやすい

ひとめぼれ粘り強く、飽きのこない甘み

粘り・甘み・うま味・香り・つやのバランスが取れている

ゆめぴりか10年かけて北海道で開発された

粘り・甘み・やわらかな弾力・ツヤのあるバランスのとれた銘柄

低アミロース米のため、硬くなりにくい

あきたこまち秋田県で誕生した銘柄

粒感がしっかりしている

香り・うま味・甘みのバランスが抜群

低アミロース米とは?

お米には「うるち米」「もち米」の2種類があります。

  • うるち米:普段私たちが食べているお米
  • もち米:おもちにするためのお米

この中間にあたるのが、低アミロース米と言われる種類です。

低アミロース米は、冷めてしまっても硬くなりにくいのが特徴で、お弁当やおにぎりに最適なお米なんですよ!

玄米の種類

銘柄のほかにも、食べやすく加工された玄米を選ぶことも重要です。

加工されていても、玄米の栄養価はほとんど変わらないまま、よりおいしく食べられるのがメリットです。

先に説明していた「ロウカット玄米」「発芽玄米」「低アミロース米」を選ぶようにしましょう。

それぞれの特徴は、以下の表でまとめました。

玄米の種類特徴
ロウカット玄米玄米の硬いロウの部分をカットしている

浸水の必要がなく、調理しやすい

白米同様、やわらかくて食べやすい

発芽玄米玄米を発芽させ、硬いロウの部分をやわらかくしたもの

うま味成分が引き出され、よりおいしい

低アミロース米通常の玄米より柔らかい

粘りが強く、もちもちした食感

玄米の食感が苦手な方におすすめ

 

栽培方法

精米している白米と比べて、玄米は農薬や化学肥料の影響を受けやすいとされています。

玄米を主食にしたい方の中には、農薬や化学肥料をなるべく避けたいと思っている方も少なくないはず。

そのため、玄米を選ぶ基準のひとつとして、栽培方法も確認しておきましょう。

農薬や化学肥料を避けるには、「有機栽培」「無農薬栽培」された玄米を選ぶことがおすすめです。

 

続けられそうな値段

玄米を主食にしたい場合、毎日食べるものだからこそ、なるべく値段が安いものを選びたいですよね。

しかし、有機栽培や無農薬栽培の玄米は値段が高くなってしまいます。

いくら健康に良いからと言っても、続けられないと意味がありません。

ご自身の予算を決めて、続けやすい値段の玄米を選ぶことが大切です。

製造方法

よりおいしい玄米を選ぶためには、製造方法も確認しましょう。

お米は、稲を刈り取った後、変形やカビを防ぐために乾燥させる必要があります。

一般的に自然乾燥させたお米であれば、味や食感が損なわれにくいとされています。

しかし手間も時間もかかってしまうので、乾燥機を使用している農家さんが多いのも事実。

乾燥機を使用していても、低温で乾燥させているのであれば問題はありませんが、高音だと風味が損なわれ、水分不足で割れやすくなるデメリットも。

品質の良い玄米を購入したいのであれば、製造方法までしっかり確認することをおすすめします。

まとめ

栄養価が高く、健康食やダイエット食として最適な玄米ですが、さまざまな銘柄や加工方法によって種類や味がかわります。

特に、初めて玄米を主食にしたいと考えている方は、今回ご紹介した玄米の種類・選び方を参考にして、お気に入りの玄米を見つけてみてくださいね。 

 

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