新之助がまずいという噂はウソ!新ブランド米の評判と特徴を解説

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新潟のお米といえばコシヒカリというイメージが強いと思います。しかし、新ブランドである「新之助」にも力を入れていることをご存じですか?「他品種に比べてコクや甘みが強い」「粒が大きくて食べ応えがある」など、食味官能評価ではコシヒカリと同程度の高評価を得た新潟自慢のお米です。

しかし、インターネットで検索してみると、キーワード候補には「新之助 まずい」の文字が。本当はどうなのか気になる人もいるのではないでしょうか?

そこで今回は、新之助の評判を徹底調査するとともに、歴史や特徴をまとめました。ぜひご一読ください。記事を読んだら、新之助を食べてみたくなるかも…?

新之助が「まずい」というウワサは嘘!実際の声を調査

新潟県が自信を持って世に出した新之助。実際にはどのような評判をいただいているのか、私たち農家も気になるところです。そこで実際に食べた人の感想を調査しました。結果、以下のような評判が。

Twitterで見つけた感想の一部ですが、まずいどころか美味しいという評判がたくさん見つかりました。なかには、おかずなしで一合食べてしまったと感想を残している人も。

なぜインターネットで「まずい」というキーワードが出たのかは不明です。もしかしたら新之助の購入を迷っている人が、別の視点から感想を探すために検索したのかもしれませんね。新之助が美味しいお米であることは間違いないので、ぜひ食べてほしい逸品です。

新之助ってどんなお米?

全国的に愛されているコシヒカリがあるにもかかわらず、なぜ新しい品種を開発したのでしょうか?ここでは新之助の歴史を解説します。

誕生は2017年

新之助が初めて世に出たのは2017年。しかし、開発が始まったのは2008年まで遡ります。開発のきっかけは、コシヒカリの栽培が集中することによるリスクに備えるためでした。

現在、作付面積が全体の約70%を占めるコシヒカリ。美味しいお米がたくさん実るのは嬉しいことですが、さらに作付面積が広がることによって2つのリスクが懸念されました。

1つは気象災害が発生した場合に、甚大な被害が予想されること。もう1つは、温暖化対策です。コシヒカリは比較的、暑さに弱い品種。そのため、猛暑が続き等級が下がった年もありました。

また近年の嗜好や食生活の多様化によって、お米に新たなニーズが求められています。例えば、麺やパンなど「米粉」としての利用があげられます。そのような背景から、新潟県農業総合研究所が中心となって、新之助の開発が始まったのです。

コシヒカリとは異なる美味しさを追求

新しいニーズに応えるため、コシヒカリとは異なる美味しさを提供できるよう開発された新之助。まずは500種類の交配によって20万株の品種候補の卵を育成し、味が特に優れた株を出すことから始まりました。

株一つひとつのお米を炊き、輝きが美しく優秀な株を選抜。選抜された株は毎年、米の輝きと食味についてのチェックを繰り返しました。品質を安定させるために費やした期間は5年ほど。こうして、新潟が持っている品種改良ノウハウの集大成ともいえるお米が誕生したのです。

新之助の新の文字は「新しい」と「新潟」から。さらに誠実で芯が強く、スタイリッシュで現代的な日本男児をイメージして「新之助(しんのすけ)」と命名されました。

新之助とコシヒカリの違いとは?主な4つの特徴

新潟が持っているノウハウを総動員して作られた新之助。食味官能試験でもコシヒカリと同レベルの高評価を得ていますが、それぞれ特徴は異なります。新之助の主な特徴は次の4つです。

  • 冷めても美味しい
  • 大粒でツヤツヤ
  • 食味や味のバランスが絶妙
  • 新米の時期は遅め

詳しく解説します。コシヒカリと食べ比べてみるのも楽しいですよ。

冷めても美味しい

炊きたてはもちろん、冷めても美味しいのが特徴です。なぜなら他品種に比べて、お米の表面や粒が硬くなりにくいから。そのため、おにぎりやお弁当にぴったりのお米です。今よりももっと、お弁当時間が楽しくなるでしょう。

温かいご飯が好きな人は、電子レンジを活用してください。炊き上がりの美味しさが復活しますよ。

大粒でツヤツヤ

一粒がコシヒカリよりも大きく、炊き上がりがツヤツヤなのも新之助の特徴です。秘密は大きな粒で水分をたっぷり吸いこむから。炊飯器のフタを開けた瞬間、ふっくらツヤツヤのお米に驚くことでしょう。大粒でシャキッと立っている炊きたてご飯は、見るだけでお腹が鳴ってしまうかも?

食感や味のバランスが絶妙

コシヒカリに比べて硬めの食感ながら粘りが強い新之助は、粒感と粘りのバランスが取れたお米です。大粒でモチモチした食感は食べ応え抜群。

噛めば噛むほど口の中に広がる甘みとコクは、新之助ならではです。次々と食べたくなるでしょう。「新之助さえあれば、おかずはいらない」と思えるような味わいです。

新米の時期は遅め

他品種に比べ、新米の時期は遅めです。コシヒカリの生産集中によるリスクに備えたい新潟県はまず、コシヒカリよりも早く収穫できる「こしいぶき」の開発に成功しました。次に考えられたのが、収穫時期が遅い新之助です。

新之助は暑さに強く、真夏でもすくすく育つのが特徴。そのため、収穫の順番は「こしいぶき→コシヒカリ→新之助」となります。コシヒカリの収穫時期は9月中旬ですが、新之助の収穫は9月下旬頃から始まるのが一般的です。

新之助はどこで買える?5㎏あたりの価格目安も

新之助は多くの人から高評価を得ており、年々取り扱い店舗が増えています。ここでは購入可能な場所を2つ紹介します。

スーパー

新之助が発売された当初は新潟県内の主要百貨店や、限定されたスーパーのみでの販売でした。しかし、人気が高まったことによってイトーヨーカドーやユニー、イオンなど全国区のスーパーで取り扱いが開始されています。

コシヒカリに比べると取扱店舗はまだ少ないですが、今後も増えていくと予想されるでしょう。価格目安は5㎏あたり3,000円ほどです。

通販

近くのスーパーで取り扱いがなければ、通販サイトがおすすめです。Amazonや楽天などの大型ショッピングサイトの他、農家が運営しているサイトや新潟県産の農産物を取り扱う新潟直送計画でも取り扱いがあります。

価格の目安は5㎏あたり3,000~4,000円(送料込)ほど。通販の場合は送料がかかるケースが多いため、スーパーで直接購入するよりも少し価格が高めとなるかもしれません。取り寄せする地域にもよるので、購入時に確認しましょう。

米工房いわむろでも美味しい新之助が育ちました

当社「米工房いわむろ」でも、新之助の栽培に力を入れています。今年も自然の恵みをたっぷり受けて、美味しい新之助が育ちました。他にも無農薬で育てたコシヒカリもあります。普段の食事はもちろん、贈答用にもおすすめです。ぜひ一度ご賞味ください。

米工房いわむろのお米一覧はこちら

まとめ

コシヒカリに集中するリスクを避け、新しい美味しさを提供するために開発されたお米が新之助です。大粒で炊き上がりがツヤツヤの新之助は、見るだけでも楽しめる逸品。口に入れたら、お箸が止まらなくなること間違いなしです。気づいたら、お米だけ食べてしまったなんてこともあるかも…?

まだ食べたことがない人は、これを機にぜひ食べてみてください。お米の価値観が変わるかもしれませんよ。

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